2021年の秋、大学院1年生の頃。
「かわせさん、医療コミュニケーションⅡの授業を受けると、MBTIをやってもらえるよ。」
大学院の同期から、そんな話を聞いた。
「エムティー・・?なにそれ?」
「性格検査で、4文字のあルファベットに分類するの。今とっても流行っているよ。」
それを聞いて、(ああ、占いみたいなものかな。ちょっと怪しそう・・。そういうの、好きじゃないんだよな。)と思い、興味が向かなかった。
そんな話も忘れた頃、翌年の2022年、大学院2年の初夏。
単位の関係で医療コミュニケーションⅡの授業をとることに。
ヘルスライディング、コーチング、メディアドクターなど、それぞれの専門分野の先生を招いて行われる演習。その中で、MBTIは3日間で合計6コマ(だいたい10時間30分)だった。
演習にはすでに受講していた院生の先輩や、ポスドクの方などが楽しそうに参加しに来ていた。みんな忙しいだろうに、リピートするなんてよほど学びになるのか?と思っていた。
授業内容は、MBTI協会の園田先生からの講義に加えて、グループフィードバックだった。サポートにMBTI協会の林田先生、落合先生。
意識、無意識の話から、役割性格(ペルソナ)、MBTI®︎でみている性格とは何か。
また、性格タイプが違うと、医療現場でどんな対立が起こる可能性があるのか・・・
・・・・あることを思い出していた。
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看護相談外来をしていた頃、ある患者さんが泣きながらやってきた。
癌疑いと診断されて当院に紹介された初診の患者さん。
70代の女性、小柄な方で、娘様に付き添われていた。
「あんな冷たい先生に手術をしてもらうなんて怖い。淡々と、嫌なことしか話さなくて、気持ちがついていかない。主治医を変えてもらいでしょうか。」
その話を聞き、医師に確認をしたところ・・
「なんでそんなことを言われなきゃいけないのか。初診の患者さんだから、疾患のことや、治療のこと、合併症のことを1時間もかけて丁寧に説明したんだ。しっかり意思決定できるようにやったつもりだ。」
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医療現場ではよくある話だ。
これはMBTIでいう、TとFに加え、IとE、はたまたJとPのコミュニケーションスタイルも絡んでいるように思えた。
他にも、「ああ、そういうことだったのか」と思う場面は幾つも思い出された。
今後、共有していけたらと思う。
対人関係では、悪気はないばかりではなく、良かれと思ったことでさえ、
緊張状態だったり、利害関係があったりする場面だと
地雷になりうるのだ。
それをMBTI®︎は非常に論理的に説明をしてくれた。
タイプを検証するためのグループワークも毎回驚きの連続だった。授業内容の詳細は記載できないが、医療コミュニケーションの授業の中で一番奥深く、興味を惹かれるもコースだった。
その後、園田先生にオンライン面談を申し込んだ。今後、MBTIをもっと学ぶにはどうしたらいいか、といったことが面談の目的だった。
「あなたは認定ユーザーになりなった方がいいわ。」と言われたことが決定打だった。
人に言われてその通りに従うことはめったになにのだが、園田先生の言葉と雰囲気には不思議な説得力があったのだ。今になって思えば、認定ユーザーになることが、MBTI®︎を学ぶための、そして自己理解のための一番の近道だったのだろうから、当然の返答かもしれないが。
前述した通り、MBTI®︎には緊張感の強い・・強すぎる医療現場における対人関係の対立を、うまく説明してくれるものであった。しかし、認定ユーザーになった理由はそれだけではない。私自身が、自分が持っている大事な価値観を自覚したからだ。
人の本質を知りたい
人の本質を輝かせたい
この「人」には、私自身も含まれる。
そして、異なる人同士が対立して終わるのではなく、
違いを認め合って、
歯車がうまく回るような世の中になればいい。
幼少期の頃からそんなニーズがあったことはうっすらと知っていたが、それが自分の核に近いものだと自覚したのは、なぜMBTI®︎に心惹かれるのかを自分自身に問う中でたどり着いたのだ。
そして今、それが私のライフワークになっている。
MBTI®︎認定ユーザーとして活動を始めてまだ2年半だが、300名を超える方にフィードバックをしてきた。これからも、より質の高い関わりができるよう、実践と学びを続けていくつもりだ。それこそが、私の自然な欲求であり、今の活動の原動力なのだ。
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MBTI®︎を通じて「自分らしさを知りたい」「人との関係をもっと良くしたい」と感じている方に、この学びを届けたいと思っています。
活動内容やセッションのご案内は、ホームページにまとめています。
もしご関心があれば、ぜひ一度ご覧ください。
K.Kawase (MBTI®︎ 認定ユーザー・Gallup®︎認定ストレングスコーチ)
®︎MBTI and Myers-Briggs Type Indicator are registered trademarks of the Myers & Briggs Foundation in the United States and other countries.
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